海外でもキムチが食べたい!
近所に売っていないし自分で作るか・・・けど失敗しないかな?
だいじょうぶ!材料と手順を間違わなければ失敗しないよ
この記事では海外でも作れる本格キムチのレシピをご紹介します。
海外のスーパーでは簡単に手に入らないキムチ。
たまに無性に食べたくなりますよね。
自家製キムチなんてものすごく難しそう!と思ってましたが、きちんとレシピの手順にしたがって作ったところ、料理下手の私でも美味しく作れました。
一度に大量に作れば1ヶ月間は自家製キムチを堪能できます。
一度トライしてみて損はないですよ。
慣れてくれば下漬け15分、本漬けも30分程度!
キッチンに立つのは合計1時間未満でキムチ漬けが完了するはずです。
【準備編】海外で白菜キムチを作るときに必要なもの
キムチを手作りする際は、事前に材料を準備しておくことをおすすめします。
メイン材料となる白菜のほか、味の決め手となる唐辛子の粉やナンプラーは必ず準備しておいてくださいね。
必要な道具
- 大きな鍋またはボール(白菜の下漬けに使用)
- フードプロセッサー(なければ、すり下ろし器)
- ビニール袋
- ビニール手袋(なくても作れるけど着用推奨)
- 消毒用アルコール(なくてもOK)
- 保存容器
素手で塩漬けするとめっちゃ手荒れするよ・・・
使い捨てのビニール手袋があると安心。
必要な材料
フランスでは白菜は「Chou chinois(シュー シノワ)」と言う名前でマルシェやスーパーで売られています。
白菜 | 1個(3kg) |
粗塩 | 100g |
りんご | 小さめを1個 |
にんにく | 1/2個(40g) |
生姜(しょうが) | 40g |
長ネギ(ポワローネギ) | 半分 |
ナンプラー | 50ml |
唐辛子の粉 | 大さじ3 |
唐辛子・中挽き | 大さじ3 |
【レシピ】海外でキムチを作る手順
大きく分けて
- 下漬け
- ヤンニョム作り
- 本漬け
の流れで作ります。
辛いのが得意&好きな方なら唐辛子は一気に全部入れてもOK。
不安な方や、辛すぎて食べられないという事態を避けたい方は、(3)本漬けの段階で唐辛子の量を調節しながら追加していくと安心です。
下漬け:白菜の塩漬けを作る
- 白菜の根元に切り込みを入れて8等分にする。
- 切れ込みから手で割いていく。
- 葉っぱと芯に分けたら、食べやすい大きさにざく切りする。
- 大きめのボールかお鍋、またはビニール袋に芯だけ入れ、塩を加えてもみ込む。
- 全体に塩が馴染んだら30分ほど放置。
- 白菜から水分が出てきたのを確認したら芯を味見する。軽く塩気を感じたらザルに上げて3時間水切りする。
もし塩辛くなりすぎたら、軽く水にさらして塩を抜いてください。
ヤンニョム作り
- りんごは皮付きのまま食べやすい大きさに切る。
- にんにくしょうがは皮をむいておく。
- 長ネギは細切りにする。
- りんご・にんにく・しょうがをフードプロセッサーにかけてピューレ状にする。
- ピューレにした(4)をボールに移し、ナンプラーと細切りにしたネギ、唐辛子を分量の半分ずつ入れる。
- ビニール手袋などでよく混ぜ合わせる。
本漬け
- ヤンニョムの入っているボールに、水切りした白菜を加えてよく混ぜ合わせる。
- 辛さの調整をしたい場合はここで味見。唐辛子を加えて辛さを調節します。
- 完成!消毒済みの保存容器に入れて冷蔵保存。
自家製キムチ完成後の保存方法
自家製キムチが完成したら、その日から食べることができます。
個人的に1番美味しかったのは、2週間~3週間後になると熟成して酸味が強くなってきます。
味の変化を楽しめるのが発酵食品の面白いところですね。
自家製キムチ完成後の保存方法
密閉容器の入れて、蓋をする前にサランラップをかけておきます。
ラップをすることで酸化を防ぎ、腐敗を防止します。
自家製キムチが余ったら?大量消費に役立つレシピ
手作りキムチが余ったら、冷凍しておくことも可能です。
ただ味は多少落ちるので、キムチ鍋やキムチ炒めなどにして美味しいうちに食べてしまうことをおすすめします。
まずはメイン料理からご紹介しますね。
【主菜】キムチ鍋
お豆腐が海外スーパーで手に入れられれば、ぜひ作ってほしいのがキムチ鍋。
冬は体も温まりますし、野菜たっぷり健康的なのに洗い物も少なくて優秀。
外国人の旦那さんは辛いものが苦手なことが多いので、キムチはお好みで追加できるように別皿に取り分けておけば大丈夫ですよ。
【主菜・ランチに】キムチビビンバチャーハン
野菜をたっぷり摂れるビビンパにキムチを入れてチャーハンにするレシピ。
ただのビビンパにするだけでも美味しいのに、チャーハンにすることで腹持ちもよくなりますね。
【主菜・ランチに】豚キムチ丼
フランスは豚の薄切りが手に入りにくいので、牛ひき肉や豚のロースをソテーしてキムチを追加して食べています。
洗い物が少ないのでランチに便利!
【ランチ・お弁当に】キムチチーズキンパ
ごま油が手に入ればキンパはキムチとぴったり合うのでおすすめ。
作っておけばお弁当やピクニックのおかずにもなります。
チーズをキンパの中に入れるのが結構難しいのでチーズの量は欲張らないのが吉。
【おかず】キムチチゲ
キムチチゲも、お豆腐さえあれば簡単につくれます。
お豆腐が手に入らないときは、豆類やきのこ類、お野菜をたくさん入れたスープにしても。
【おかず】チーズタッカルビ
小さなお子さんがいるとキムチを使った料理は敬遠されがちですよね。
チーズタッカルビならまろやかな味になるので、子供たちも喜んで食べてくれましたよ。
【おかず】キムチチーズチヂミ
レシピには薄切り豚肉が入っていますが、薄切り肉が手に入らないフランス在住の我が家は牛ひき肉で作っています!
中華系の鶏ガラスープが無いときはクノールのブイヨンで代用。
ニラもあると本格的けど、なくても十分美味しいですよ。
【おかず】鶏むね肉とキャベツ&キムチ蒸し焼き
海外で手に入れやすい鶏むね肉とキムチを使った料理です。
甘いキャベツと辛いキムチって合いますよね!作り置きにもできる一品。
【副菜】ささみとキムチ&クリームチーズ和え
海外でも売っている鶏ささみとキムチも合いますよね。
さっぱりしがちなのでクリームチーズをプラス。箸が止まらなくなりそう。
【副菜】ほうれん草とキムチのナムル
ナムルは大量に作っておくと便利ですよね。
材料に「鶏ガラスープ」とありますが、省いても、塩で代用しても全然OK。
まとめ:自家製キムチはそんなに難しくない
キムチが大量に残ってしまったらどうしよう、という悩みは吹き飛びましたでしょうか。
美味しい発酵食品を海外でも作れるようになると、海外生活がより一層充実したものになります!
本記事が海外生活のお役に立てたなら幸いです♪
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