日本の美味しい食パンたべたいなあ
フランスのガッサガサな食パンにうんざりしているそこのあなた!
パリ市内に日本のパン・ド・ミが購入できるパン屋さんがあることを知っていましたか?
日本のパンドミ?
そう、もっちもちフワフワ~な角食がパリのマレ地区で買えるんです!
お店の名は「CARRÉ PAIN DE MIE(キャレ・パン・ド・ミ)」。
今回はこちらの角食を入手したので、お店の情報もあわせてご紹介しますね。
パリまでかんたんに行けない場合はホームベーカリーでフワフワの食パン焼きましょう。
【パリ】マレ地区「キャレ・パン・ド・ミ」の地図・住所・アクセス
【概要】営業時間・地図・アクセス
店名:CARRÉ PAIN DE MIE(キャレ・パン・ド・ミ)
住所:5 Rue Rambuteau, 75004 Paris
営業時間:10時~19時
アクセス:メトロ11番線「Rambuteau(ランビュトー)」駅出口から歩いて4~5分。
定休日:なし
イートイン:あり
電話:33 + 1 44 54 92 73
キャレ・パン・ド・ミのお店はマレ地区のど真ん中!
ランビュトー通りの一角にある小さな店舗。
店内奥とテラスにイートイン席が設けられています。
ポンピドゥー・センターから徒歩5分の距離なので観光や買物の途中に寄ってランチやカフェするのにもってこいですね。
【経緯】日本人経営?誰がつくったの?
フランスあるあるですが、日本食レストランだ~♪と思って入っても、フタを開けたら中国人経営のレストランだったというのはよくある話・・。
本当に美味しいのか?
どんな食材を使っているのか?
背景を知るためにも、この「キャレパン・ド・ミ」のルーツは気になるところ。
母体は「セントル ザ・ベーカリー」
「キャレ・パン・ド・ミ」の母体は食パン専門店「セントル ザ・ベーカリー」です。
「セントル ザ・ベーカリー」とは、東京・銀座に2013年オープンの超人気店。
もとは渋谷にある人気パン屋さん「VIRON」を経営するル・スティル社が作ったお店なんですよね。
この「セントル」は食パンブームが起きた2019年には開店1時間半前から行列ができていたそうですよ!
食パンブームがあったんだ
2021年現在では「セントル ザ・ベーカリー」は表参道にも出店し、日本では2店舗を構えているんですね。
そんな日本の食パン人気店がなぜ、パリに出店を決めたのでしょう?
フランスのパンの権威、スティーブン・カプラン(Steven Kaplan)氏がセントルの食パンを食べてあまりの美味しさに驚愕し、ぜひフランスに出店をとおすすめしたんだそう。
現地フランスのパンを食べ尽くしてきた権威にそう言われたのなら出店する覚悟もできますよね。
こだわりは小麦粉にあり
この「キャレ・パン・ド・ミ」のこだわりはなんといっても材料なんです。
イチオシの角食の原材料は、北海道・美瑛産の「ゆめちから」を100%使用しているんですって!
パンの国に日本から輸入した小麦粉を使うという、なんとも贅沢なパンなんですね。
山食のほうは、フランス人の口に合うように、フランスの老舗小麦粉会社であるVIRON社のレトロドールとアメリケーノという粉で作られているそうです。
高級バターのエシレバターをふんだんに使用したパンを作れるのも、フランスのパン屋さんならでは。
銀座や表参道のセントル・ザ・ベーカリーとまったく同じというわけではないようです。
店名の由来
お店の名前「CARRÉ PAIN DE MIE(キャレ・パン・ド・ミ)」とは一体どのような意味なのかというと・・
CARRÉ(キャレ)=フランス語で「角」「四角」の意味
PAIN DE MIE(パン・ド・ミ)=フランス語で食パンの意味
よって、「四角い食パン」=角食という意味の造語になります。
ちなみに、フランスで現地の人に「角食」「四角い食パン」と伝えたい場合は「Pain de mie carré(パン・ド・ミ・キャレ)」と言うのが正しいです。
日本にも「キャレ・ド・ショコラ」ってチョコあるよね
日本語表記だと「カレ・ド・ショコラ」になってるけど、由来は同じ。
で、話が逸れましたが、キャレパン・ド・ミで買えるパンはいったいどんな商品があるのでしょうか?
キャレパン・ド・ミで買えるパン
イートインだと、自分でトーストを温めたり、はちみつやジャム、エシレバターなどをお好みで塗ることもできるようです。
フランスのパン屋さんは早朝からはサンドイッチ類を準備していません。
サンドイッチを狙っているなら11時過ぎを目指して行くといいと思います。
持ち帰りのパン
角食2斤「CARRÉ」:8€
山食「TOAST」:7€
角食は「もちもち・しっとり」、フランス語では「Moelleux et fondant」と表記されています。
山食のほうは「さっくり」、フランス語で「Doré et croustillant, moelleux à l’intérieur」とのこと。
どちらが美味しく感じるかは人それぞれだと思いますが、ホームベーカリーや手捏ねで自家製パンを焼いてきた経験からいうと、角食のモチモチ感は簡単に味わえるものではないですね。
希望すればハーフサイズの一斤に切ってもらえるようです。
サンドイッチ(イートイン可)
たまごサンド:8€
オムレツサンド:10€
ポテトサラダサンド:12€
ツナサンド:12€
ハムレタスサンド:18€
ハムたまごレタスサンド:16€
トンカツサンド:18€
エビカツサンド:19€
BLT(ベーコンレタストマト):12€
クラブサンド:20€
ルーベン(シュークルート・パストラミ・コンテチーズ):19€
フルーツサンド:15€
トースト(イートイン可)
クロックムッシュ:18€
クロックマダム:19€
ラクレットトースト:10€
ゴーダトリュフトースト:13€
シュガーバタートースト:4€
パン・ペルデュ(フレンチトースト):10€
食べ比べセット(イートインのみ)
1枚:7€
2枚:10€
3枚:12€
平日はイートイン可能なサンドイッチ類に飲み物をつけてランチメニューとすることもできます。
【持ち帰り実食】食パンの価格・お味はいかに?
はい、食パン一斤持ち帰ってきましたよー!
購入時にスライスを希望すれば、一人分ずつ切ってもらえます。
電動スライサーが自宅に無い方は切ってもらったほうがベター。
紙袋の中には角食が一斤まるごと入っています!
パンとはいえ、一斤だとずっしり結構重い・・・
自宅用に持ち帰るなら荷物の少ない日にしたほうが良いかもですよ~。
外側はパリッとしていて美味しそう~!
さあ、切りますよ!
いつも自分で焼いているパンと違うのが、生地のコシ!
もっちりしていて、崩れにくいんです。
このときパンを切るスライサーがまだ無かったのでパン切りナイフで1枚ずつスライスしたんです。
パンがつぶれてしまってもったいなかったなあ・・グスン。
電動スライサーはあるとホント便利です。キッチンの場所をかなり占領しますがね。
で、パリで買った日本の角食のお味は・・・
おいしーーーー!
2019年から一度も日本に帰っておりませんので、もう2年もこんなもっちもちのパン食べてなかったんですよね。
もうね、めっちゃくちゃ、美味しかったですよね!!
健康のことを気にしないなら、一斤まるごと食べられるほど。
20代だったら一斤余裕で食べていたと思います。
焼き立てを買ったので、特にトーストしなくても美味でした。
保存するなら冷凍保存がおすすめですね。
まとめ
今回は海外在住者は必見のパン屋さん「キャレパン・ド・ミ」をご紹介しました。
海外在住者の方ならもっちもちのパンを食べる機会が無いはず。
パン好きなら一度ぜひ試してみて欲しいと思います。
懐かしいを超えて、超美味しい!とびっくりするはずですよ!
今後も当ブログでは、フランスからリアルな生活情報をお届けしていきます。
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