海外在住の子供でも日本の小中学校の教科書を無料でもらう方法

海外に住んでいても日本の教科書ってもらえるの?

ゆっこ

もらえます!フランス在住の子供でも無料で教科書をゲットできました

海外在住だと、日本人学校に通っていない限り、日本の教育から切り離されてしまいますよね。

現地校に通っていると日本の教科書を手に取る機会すらありません。

でも日本人の国籍を持つお子さんであれば、海外にいても教科書を「無償配布」してもらうことができるんです。

海外在住者でも日本の義務教育の教科書を無償配布してもらえる!

海外で子供を育てるなら、日本の教科書無償配布について知っておいて損はありません!

ゆっこ

異国の地で子育てするのは孤独・・・心強いです

この記事では海外在住でも教科書を無料でもらうための条件、申込&受け取りの時期や手順について解説します。

目次

海外在住でも日本の子供と同じ教科書がもらえます

海外在住でもらった小学校教科書前期分

今年も在フランス日本大使館から教科書を無償配布してもらうことができました。

ゆっこ

ありがたや~

こんなご時世なので大使館に行くことが出来ず、我が家は郵送で自宅に教科書を送ってもらいました。

在住国によって異なるかもしれませんが、フランスの場合はダンボール紙で梱包され、破損ゼロで郵便受けポストに入っていました。

輪ゴムで留めておいてくれて・・・さすが祖国・日本だわあ

無償配布してもらえるのは子供の該当学年の教科書セット1人分です。

先取りしたいから1つ上の学年の教科書はもらえないの?

日本人としての義務教育をフォローするものなので、先取りには対応していません。

子供が日本で何年生になるかによって、届く教科書の学年が決まります。

10部くらい申請できる?

複数部数の申請はできません。

兄弟姉妹の分をまとめて申請する場合は、申込書にそれぞれの子供の氏名や生年月日、該当学年を書いて申請すればOKです。

【海外在住】日本の教科書いつもらえるの?申し込みの時期は?

子供の教科書は一体いつもらえるのか?

申し込み時期と受け取り時期について解説します。

申し込み時期

スクロールできます
日本の学年申込時期
小学1・2・3・4・5年【前期】前年9月頃
【後期】4~5月頃
小学6年・中学1・2・3年【前期】前年9月頃

前年度の9月が最初の教科書配布申し込み時期です。

※フランスでは一度申し込みをすれば後期の教科書や翌年以降は申し込みをする必要がありません。

在住国の日本大使館に在留届を提出していれば「教科書配布申込」についてメールが9月前後に来るはずです。

ゆっこ

大使館のメールってスルーしがち・・

この申し込みには締め切り日があるので要注意です。

在住国によって申し込み時期や締切日が異なりますので、必ずお住まいの国の大使館のホームページやメールを確認してください。

申し込み時期が過ぎていた!どうしよう!という方はこちらを参照くださいね。

受け取り時期

スクロールできます
日本の学年受け取る時期
小学1・2・3・4・5年4月・9月
小学6年・中学1・2・3年4月のみ

小学1年生~小学5年生は4月と9月の合計2回に分けて教科書をもらうことができます。

小学6年生から中学3年生までは年1回の配布なので4月配布のみです。

こちらも大使館から以下のようなメールが来ます。

在住国によって多少前後しますが、基本的に日本在住の子供たちとほぼ同時期に配布されます。

日本人ならもらえる?「教科書無償配布」対象者の条件

日本人の子供にはありがたい教科書無償配布ですが、もらえる条件があります。

配布対象:当館に在留届を提出されている方で、日本国籍を持ち、「長期滞在中の子女」あるいは「永住者で将来日本に帰国又は進学する意思を有する子女」が無償配布の対象となります

在フランス日本国大使館

まとめると以下の条件です。

  • 日本国籍を持っている
  • 在留届を提出している
  • 義務教育期間中(小学1年生から中学3年生まで)である
  • 1年以上の長期滞在予定
  • 将来日本に帰国する予定である
  • 将来日本に進学または働く意思を持つ

海外永住者は教科書をもらえない?

国によっては「永住者は基本的に教科書無償配布の対象外」という記載があります。

駐在以外の海外移住者は海外永住予定の方も多いと思いますし、私もそうです。

が、正直言って、将来のことは誰にも分かりません。

子供が成人するまで日本に本帰国の可能性がゼロか?と言われると断言できませんよね。

国際結婚で海外移住しても、失業や大病、離婚をして日本に本帰国するパターンを見てきました。

ましてや、

  • 子供が高校・大学と日本へ進学する可能性
  • 子供が日本で働く可能性

もゼロではありません。

もし子供が「どうしても日本で進学したい・働きたい」と言ったら全力で止めますか?

いや、日本での進学・就労を応援してあげたいと思うのであれば、教科書無償配布を受ける権利はあると思いますよ。

【申し込みかた】教科書配布の申請方法

大きく分けて3つの申請方法があります。

お子さんの状況のよって異なるので、該当するものをクリックしてください。

日本人学校や日本語補習授業校に通っている方

すでに海外に住んでいる方

これから海外へ渡航される方

日本人学校、日本語補習授業校などで申し込み

在住国の日本人学校や日本語補習校では日本の教科書をまとめて申し込んでくれる場合がほとんどです。

学校側で申し込み書や申し込みリストの案内が来ると思うので学校側に確認してください。

その場合は、個人での大使館への申込みは必要ありません。

ただ、3月頃になったら学校側に申し込み手順や配布時期を確認しておいたほうが安心です。

ゆっこ

日本語補習校では配布時期が遅かったから私は個人で申し込んだよ

日本大使館や総領事館で申し込み

在住国の大使館からのメールやホームページに従って申し込みをします。

「教科書申込書」または「教科書配布新規申込書」という書類に必要事項を記入し、大使館へメール送付または郵送します。

教科書自体は無料ですが、自宅へ郵送配達を希望する場合は郵送料を支払う場合もあります。

郵送料は国や学年によって異なります。

ゆっこ

フランスでは約20ユーロ(約2,400円)だったよ

アジアの国だと郵送料1,000円未満!

なので、ヨーロッパ在住者は為替レートを恨むしかありません。

海外子女教育振興財団で申し込み

海外赴任などで年度途中に出国する場合は、出国前に公益財団法人 海外子女教育振興財団で教科書の申し込みをしましょう。

海外子女教育振興財団とは?
海外勤務に伴うお子さんの教育に関連するあらゆる支援活動を行っている財団法人
日本帰国時の帰国子女受け入れ校に関する情報も多い

日本に寄ることなく、海外の違う国(アメリカからイギリスなど)へ移動する駐在員の方は、在住国の日本大使館や日本人学校などに在庫がないかどうか確認してみてください

どこに申し込む?申込時期が過ぎていた場合

どうしよう!教科書申し込み時期が過ぎてた!

うっかり教科書申し込み時期を逃してしまったらどうすればいいのか?

その場合は3つの救済策があります。

  1. 日本人学校・日本語補習校に在庫の有無を問い合わせる
  2. 日本大使館に泣きつく在庫の有無を問い合わせる
  3. 「教科書追加送付申請」の手続きをする

①ですが、まれに日本人学校などで教科書の在庫が残っている場合があります。

片っ端から日本人学校や日本語補習校へ無理を承知で連絡してみましょう。

②も、在住国の日本大使館にも在庫がある可能性があります。

ので、大使館に在庫が余っていないか連絡してみることをおすすめします。

日本大使館も学校にも在庫がない!

もうどこにも在庫がない・・・そんな場合の最後の砦は「教科書追加送付申請」の手続きをすることで教科書を入手できます。

「教科書追加送付申請」は在住国の在外公館(大使館や総領事館)で手続きができますよ。

【教科書のもらい方】受け取り方法は2種類

教科書の受け取り時期になると大使館から以下のようなメールで教科書配布時期と配布方法について連絡が来ます。

基本的に受け取り方法はこの2種類。

  • 大使館へ行って受け取る
  • 郵送してもらう
ゆっこ

私は郵送を希望したよ

郵送で自宅へ送ってもらう場合は大使館のメールに詳細が書いてありますので、在住国の宅配業者に郵送料を支払って郵送の申込をしてくださいね。

学年によっては教科書の重さが3kg近いこともあるので、大使館へ行く場合は重量をちゃんと確認しましょう。

重すぎて腰抜けちゃうわ

受け取った後は教科書受領票送付を忘れないように

教科書を受け取ったらもうおしまい、ではなく、「教科書受領票」を大使館へ提出します。

フランスでは「教科書受領票」を提出しないと翌年以降の自動更新がリセットされてしまい、ふたたび申し込みの手続きを踏まなければなりません。

これは国によるので大使館の情報を確認してください。

さいごに

海外に暮らす子育て家庭にとって救いになる日本の「教科書無償配布」というサービス。

日本語継承のための日本語教育にとっても、義務教育である日本の教科書は心強い羅針盤。

フランスで子供をはじめて産んだときは

ゆっこ

日本の教科書ってAmazonで買えるのかな?

と思ってましたから。

子供が日本語を忘れないために。

日本語でも読み書きできて思考ができるように。

日本人のアイデンティティ形成にも役立つ「書写」や「道徳」などの教科も独特。

恐らく海外の国には無い内容だと思います。

ぜひ日本の教科書を海外でも受け取って、お子さんの日本語学習を充実したものにしてあげたいものですね。

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