モリヨシダのケーキが美味しすぎる!!
モリヨシダ(mori yoshida)とは、パリで活躍中・気鋭の日本人パティシエ・吉田守秀(よしだ もりひで)さんが作るパティスリーショップ。
日本のTVチャンピオンで連続優勝を果たし、チョコレートの祭典「サロン・ド・ショコラ」でも外国人賞を受賞するほどの腕前なんです。
2021年8月にはフランス菓子の作り方を解説するYoutubeチャンネルも開設!
フランスに住んでいる方はもちろん、フランス旅行予定の方もモリヨシダのケーキは一度は食べてみて欲しいです。
ケーキのお味はもちろん、ショップの内装・包みまでがとても上品で気遣いに溢れているのが分かりますよ。
フランス在住・フランス旅行予定の方は
日本でモリヨシダを購入したいなら
パリの店舗で購入したモリヨシダのケーキを紹介!
今回わたしがモリヨシダで買ったスイーツはこの3点。
手前から、紅茶のケーキ「ベージュ」、チョコタルトの「タルト・オ・ショコラ」、スフレタイプの「チーズケーキ」です。
- ベージュ(Beige)
- タルト・オ・ショコラ(Tarte au Chocolat))
- スフレチーズケーキ(Cheese Cake)
食べてしまうのがもったいないほどの完成度で美しいったらありゃしない。
惚れ惚れしてしまいます。
モリヨシダのケーキ・価格帯
ベージュ
値段:6.4€
アールグレイを使った紅茶のケーキ「ベージュ」。
紅茶風味のサクサクタルトの中に紅茶クリーム、上にはアールグレイの香り高い紅茶ムース、アールグレイ茶葉とホワイトチョコレートの花びらが飾られています。
紅茶好きなら一度は試してほしい絶品ケーキです。
チーズケーキ
値段:6.2€
モリヨシダのチーズケーキはタルト生地、チーズクリーム、スフレチーズに生クリームとビスケットが載って、様々な食感を楽しめます。
フランスではチーズケーキが珍しく、特に「スフレチーズケーキ」の存在を知るフランス人が少ないため、知名度も人気もあまりないのが現状。
フランス在住日本人としてはモリヨシダさんのおかげでチーズケーキがもうすこし市民権を得て人気になるといいのになと思っているところです。
タルト・オ・ショコラ
値段:6.5€
す、すみませんーー写真を撮る前に食べてしまいました・・・。
濃厚なチョコクリームが載ったチョコレートタルトで、結構濃厚でした。
ケーキの価格帯は1個6ユーロ前後
気になるお値段ですが、ケーキ3つ買ってお会計は合計19€(ユーロ)。
パリのケーキ屋さんとしては決して安くもないけど高くもない絶妙な価格帯です。
とくにモリヨシダさんのケーキを一度食べてみたら、あまりの美味しさに必ずリピーターになってしまうはず。
この値段なら躊躇なく出せるなあという印象です。
持ち帰り時の注意点
モリヨシダのケーキを持ち帰る際、春夏の暑い日なら大きめの保冷袋を持参したほうが安心です。
持ち帰り用の箱は正方形。
横長ではなく幅があるので、バッグやリュックサックなどに入れにくいのが難点ですね。
パリで注意すべきスリや強盗は、両手がふさがっている人を狙ってきやすいため、なるべく荷物の少ない日にケーキを購入するのが安心ですね。
【ホスピタリティ】さすが!と唸る持ち帰り用箱の気遣い
ケーキを持ち帰る箱は分厚い紙製のゴールドの輝くケーキボックス。
しかも、ケーキが動かないようにケーキ台紙の底部分にセロハンテープを貼ってくれていているんですよー!
こんな気遣い、雑な国フランスでは見かけたことありません!!
家に帰って全く崩れていないケーキを見てホスピタリティに惚れましたね。
さすが細かいところに気づく日本人らしい心配りですね
保冷剤について
わたしのケーキ購入時期が冬だったので保冷剤は付属されませんでした。
基本的にフランスのケーキ屋さんで保冷剤はつけてくれないのが一般的。
が、レジスタッフの方は明るく親切な日本人女性2名でしたから、もし保冷剤がどうしても必要なら聞いてみてもいいかもしれません(が、期待薄です)。
モリヨシダのパティスリー紹介
定番商品が中心ですが、季節によって旬の素材を使用した期間限定ケーキが出ます。
下図ショーウインドウの写真に写っているケーキをご紹介します。
ケーキ
【定番】モンブラン
値段:6.4€
外側がラム酒がきいたマロンクリーム、内側は滑らかで上品な甘さのフレッシュ生クリーム、中央には栗の甘露煮、下は薄くちょっぴり塩気のきいたサクサクのパイ生地と、何層にもなっています。
このモンブランは2019年11月から日本でも発売中。
渋谷スクランブルスクエアで販売されていて、一時はあっという間に売り切れてしまい整理券が無いと買えない状況だったそうです。
日本の方による口コミは、ほとんどが良い評価でした。
わたしも次回はしっかり買ってきたいと思います!
ババ・トロピック
値段:6.2€
ブリオッシュにラム酒シロップを染み込ませたフランス名物菓子「ババ・オ・ラム」のトロピカル風味バージョン。
お酒に強い人が多いフランスでは人気のババです。
タルトシトロン
値段:6€
レモンのメレンゲとレモンクリームが載ったタルト「タルトシトロン」もフランス定番菓子。
パリ・ブレスト・シトロン
値段:6.2€
レモン風味のパリ・ブレストです。
「パリ・ブレスト」とはリング状になったシュー生地でクリームを挟んだシュークリーム。
通常のクリームは生クリームやカスタードクリームではなく、アーモンド等のナッツを使用したアーモンド風味のクリームを挟むのが主流。
モリヨシダの「パリ・ブレスト・シトロン」はレモン風味のクリームだと思われます!
気になりますね~
フラン
値段:4.5€
このフランというお菓子はプリンがもっと凝縮した感じの、卵と砂糖がモッチリ詰まったお菓子。
フランは子供の給食や休日のおやつによく登場する庶民的な定番デザートなんですよね。
庶民的なデザートをあえて作ったモリヨシダさん。
このモリヨシダのフランはフランス人からの評価が高いんですよ。
2020年11月発売のフランス雑誌「Le Point(ル・ポワン)」に「フランスの美味100選(Les 100 goûts qui font la France)」としてモリヨシダのフランが掲載されたんです。
値段もお手頃なので買い求めやすいのも人気が高い理由かもしれませんね。
焼き菓子
パウンドケーキの一種である「ウィークエンド」も販売しています。
- ウィークエンド
- ウィークエンド シトロン
なぜウィークエンドを作っているかというと、パティシエ吉田さんの思い出の味だから。
ご実家でお母様が切り分けてくれたレモン味が原点だそうです。
大きめサイズは家族みんなで切り分けて欲しいから。
モリヨシダ公式HP
チョコレート
サロン・ド・ショコラに出店するあいだは伊勢丹でも販売されているモリヨシダのチョコレート。
レモンなどの柑橘味のチョコ、パスティスなどのアルコールが入ったチョコなど、かなり個性的なチョコレートをひと粒ずつ楽しめるようなセットにして販売しています。
ショップやオンラインショップでは通年購入できます。
サブレ
モリヨシダのサブレはザクザクした食感が人気。
ミルクチョコレート味とダークチョコレート味もあるようです。
ジャム(コンフィチュール)
モリヨシダ特製のジャムも製造しています。
コルシカ島のジャムメーカー「O Mà(オマ)」と共同開発しているそう。
保存が効くのでギフトにも最適です。
モリヨシダの店舗情報【パリ・日本】
モリヨシダのショップはパリと東京に1店舗ずつあります。
ケーキの種類が多いのはパリの店舗です。
パリ店舗の住所・アクセス・営業時間
住所:65 Avenue de Breteuil, 75007 Paris
近くにはネッカー病院・モンパルナス駅・エッフェル塔などがあります。
天気が良ければテイクアウトしてエッフェル塔を眺めながら食べるのが気持ち良いですね。
- 営業日:水曜~日曜
- 営業時間:10:00 – 19:00
- 営業時間外:月曜・火曜
- 電話番号 :+33 (0) 1 47 34 29 74
日本の店舗の住所・アクセス・営業時間
日本店舗1号店は2019年11月1日オープンしたばかり。
住所:東京都渋谷区渋谷2丁目24−12
「渋谷スクランブルスクエア」ショップ&レストラン 1階東急フードショーエッジ内
スクランブルスクエア内の地図はこちら。
さすが日本なので、持ち歩き2時間までは保冷剤で対応してくれます。
スクランブルスクエアがオープンしたばかりの時は整理券をもらわないとケーキを買えないほどの超人気ぶりだったそうですが、2021年4月現在ではだいぶ落ち着いてきているようです。
販売されているケーキはモンブランのみだそうです。
ユーハイムによる協力がなければ渋谷スクランブルスクエアに出店できなかったようなので、きっとユーハイムがモンブラン等の製造に協力しているのだと思われます。
モリヨシダは通販あるの?
モリヨシダのチョコレート、ジャム(コンフィチュール)は通販で購入することができます。
▼通販ショップはこちら
ユーハイム プレミアム オンラインショップでも購入できます。
吉田守秀パティシエの経歴
モリヨシダのケーキを作っているパティシエ吉田守秀さんのの経歴をまとめました。
生年月日:1977年7月26日生まれ
出身:静岡県駿東郡清水町
日本菓子専門学校(東京・二子玉川)卒業
職歴
1998年 東京・青山「アニバーサリー」パティシエ
1999年 フランス修行
2000年 東京のパークハイアットホテルのパティシエ
2004年 菓子工房オークウッド(埼玉県)のパティシエ
2005年 静岡県清水町「パティスリー・ナチュレ ナチュール」をオープン (※2016年6月末に閉店)
2006年・2007年テレビ東京「TVチャンピオン2 ケーキ職人選手権」2年連続グランプリ!
2010年 パリに再渡仏
2013年 フランス・パリに「モリヨシダ」店を設立
2014年 サロンデュショコラ C.C.C.にて “Award du Chocolatier Etranger en France” 受賞
2018年・2019年フランスTV番組M6「Le Meilleur Pâtissier : Les Professionnels 」2シーズン連続優勝
2019年 イースターにラデュレとコラボレーション
2019年 フランスのデザート選手権「Championnat de France du Dessert 2019 Final」審査員
フランスのTVチャンピオンで優勝したときの動画はこちら。
フランスで日本人としてパリの高級住宅地にお店を持ち、テレビでも優勝を2回もするなんて、本物の実力がないとできない偉業だと思います!
スクープ事件について
どうやら元静岡朝日テレビアナウンサーの牧野結美さんと吉田さんが付き合っているという噂があったようです。
2015年に雑誌フライデーにより結構きわどい写真が掲載されましたが、モザイクがかかっているためご本人かどうかは分からず、両人とも否定されています。
真偽のほどは分かりませんが、牧野さんはこれが引き金となりアナウンサーを辞め、現在は別の方とご結婚。
幸せそうなご様子がインスタグラムで更新されています。キレイですね!
実際、吉田さんもかなりのイケメンですし、パリでも日本でもお店を持って活躍する有名パティシエ。
女性から引く手あまたなのではないでしょうか?モテるのは当たり前ですね。
まとめ
わたしがモリヨシダのケーキを知ったのは、たまたま近くを通りかかったから。
Googleでの評価も星4.6だし、日本人シェフだし、せっかく7区に来たしってことで試しにケーキでも買ってみようかな?と軽い気持ちで購入したのがきっかけ。
でも一口食べたら、
なにこのケーキ・・・凄い!
ただものではないことが分かったんです!
もしパリ7区方面、エッフェル塔やネッカー病院に行くことがあるならぜひついでに立ち寄ってみてくださいね!
コメント