フランスの小さな地方都市ディジョンは歴史は古く、旧市街は2017年7月4日にユネスコ世界遺産に登録されています。
この記事ではディジョン観光におすすめできるスポットを以下の2つに分けてご紹介します。
- おすすめ歴史的建造物
- おすすめお土産スポット
街には建築物・道路など、いたるところにフクロウが隠れています。
もし子連れ旅行ならお子さんと一緒にフクロウを探しながら観光するのもきっと楽しいですよ。
ディジョン観光名所①おすすめ歴史的建造物
ディジョンを観光するなら必見の観光名所リストはまず歴史的建造物からどうぞ!
旧ブルゴーニュ公宮殿(Palais des Ducs et des États de Bourgogne)
ブルゴーニュ国家(14世紀~16世紀)の君主だったブルゴーニュ公爵家の居城の一つ。
14世紀から作られていますが、現在見られる建物のほとんどは、17世紀から特に18世紀に建てられたもの。
歴史的建造物に認定されています。
住所:1 Rue Rameau, 21000 Dijon
フィリップ・ル・ボン塔(Tour Philippe le Bon)
フィリップ・ル・ボン塔は、15世紀にブルゴーニュ公フィリップ・ル・ボンの時代に建てられたルネッサンス様式の塔で、旧ブルゴーニュ公宮殿内にあります。
塔に登るのは5€かかりますが、ディジョン市を見渡すことができます。
ディジョン・シティパス(Dijon City Pass)の周遊ルート内に入っているので、パスをお持ちの方は是非おためしあれ。
リベラシオン広場(Place de la Libération)
旧ブルゴーニュ公宮殿にほど近く、ディジョン市庁舎に面しているのがこのリベラシオン広場。
1792年までは王宮広場として使用されていましたので、眺めは豪華絢爛。
夜のライトアップも美しいです。
住所:Pl. de la Libération, 21000 Dijon
ノートルダム・ド・ディジョン教会(Eglise Notre-Dame de Dijon)
13世紀のゴシック建築の傑作であるノートルダム教会。
ディジョン市内でも最も古い建築物です。
ディジョン市の2つのシンボルであるジャクマール(時計を鳴らす人形)とフクロウを見つけることができます。
住所:2 Place Notre Dame, 21000 Dijon
ディジョンのフクロウ(La Chouette de Dijon)
ノートルダム教会の礼拝堂の脇に設置されているこの像は、15世紀末に作られたもの。
左手でフクロウを撫でると願いが叶うというジンクスがあるみたいですよ!
なぜフクロウなのかという由来は、観光案内所によると3つの可能性を掲示しています。
とがった耳が貴族のようなシルエットのワシミミズクを表現したものとも言われています。
ディジョン市観光公式サイト
石工が残したサインは、ブルゴーニュ公爵家のことを指しているのでしょうか?
知恵を象徴する「アテナフクロウ」として知られる小さなフクロウの可能性もあります。
いずれにしても、ディジョン市のシンボルを左手でなでてご利益にあずかりたいですね。
住所:11 Rue de la Chouette, 21000 Dijon
ヴォグエ館(Hôtel de Vogüé)
17世紀に建てられたブルゴーニュ議会議員エティエンヌ・ブイエ・ド・シュヴィニーの大邸宅。
1911年に歴史的建造物に認定されました。
現在はディジョン市の人事部が使用しています。
住所:8 Rue de la Chouette, 21000 Dijon
サン=ミシェル教会(Église Saint-Michel de Dijon)
ルネッサンス様式のファサードで有名な16世紀の教会。
1840年に歴史的建造物に登録されました。
住所:5 Pl. Saint-Michel, 21000 Dijon
ダルシー公園(Parc et Jardin Darcy)
TGVの通るディジョン駅から観光に来るならこのダルシー公園を通ると建造物がキレイです。
ディジョン駅から中心街に行く途中に位置しています。
住所:Pl. Darcy, 21000 Dijon
ポルト・ギョーム(Porte Guillaume)
TGVのディジョン駅からディジョンの中心街に入る手前に位置している小さな凱旋門のような門です。
住所:13 Pl. Darcy, 21000 Dijon
サン・ベニーニュ大聖堂(Cathédrale Saint-Bénigne de Dijon)
13世紀築のゴシック様式教会で1862年から歴史的建造物に登録されています。
ディジョン市内では最も高さがあります(93m)。
もともとはベネディクト派のサン・ベニーニュ・ド・ディジョン修道院(現在は破壊されて存在しません)の一部でした。
大聖堂の裏手にあるスクエア・デ・・ベネディクタン(Square des bénédictins)も緑が美しく写真映えします。
住所:Pl. Saint Bénigne, 21000 Dijon
ディジョン考古学博物館(Musée archéologique de Dijon)
先史時代からローマ・ガリア時代、中世時代におけるブルゴーニュ一帯の美術品などをコレクションしている、「ブルゴーニュ考古学」の博物館です。
破壊されてしまったサン・ベニーニュ・ド・ディジョン修道院の内部を見ることができます。
住所:5 Rue Dr Maret, 21000 Dijon
フォルジュ通り(Rue des Forges)
旧市街の歴史的建造物が立ち並ぶ通りで、中世に迷い込んだような雰囲気があります。
ディジョンの観光案内所(Office de Tourisme de Dijon)もあり、観光名所の中心地です。
住所:11 Rue des Forges, 21000 Dijon
ディジョン観光でおすすめのお土産スポット
ディジョンマスタードの聖地であるディジョン(Dijon)にはディジョンマスタードの2大ブランド、Maille(マイユ)とFallot(ファロ)のオリジナルショップがあります。
- Maille(マイユ)
- Fallot(ファロ)
本場ディジョンの店舗なので、日本やパリでは手に入れることのできない限定商品が購入できるのもポイントです。
Maille(マイユ)の店舗「Maille Dijon mustard(マイユ・ディジョンマスタード)」
ディジョン市内のリベルテ大通りに面したMaille(マイユ)の店舗です。
コロナ前は試食をさせてもらえたようですが、2021年現在は試食サービスは無しになっています。
住所:32 Rue de la Liberté, Dijon
Fallot(ファロ)の店舗「La Moutarderie Edmond Fallot(ラ・ムタードリ エドモンド ファロ)」
ディジョン市内にはFallot(ファロ)の店舗もあります。
各種のマスタードが購入できるだけでなく、以前は試食もできたようです。
コロナ以降は試食サービスは控えているようですね。
住所:16 Rue de la Chouette, 21000 Dijon
お隣の街ボーヌにはファロのマスタード工場があって見学できますよ。
まとめ:ディジョンの見どころはいっぱい!
見どころ盛りだくさん!
小さな街にもかかわらず、見どころがてんこもりのディジョンでしたね(汗)
ディジョン近郊にはディジョンマスタードの工場見学(ボーヌ)や、エポワスチーズの試食ができる工場見学、ワイン畑にあるシャトーのブルゴーニュワインの試飲もできますので、ディジョン観光はじっくり時間を取ってゆっくり周る価値があります。
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